ここ数年の夏の暑さ、人間でもぐったりで食欲もわかなくなりますよね?
ワンコも同じで、食欲が落ちてしまう子が少なくありません。
でも、ごはんは食べて欲しいし、水分補給もしていないと熱中症になりやすくなってしまいます。
愛犬がごはんを食べてくれないという悩みは通年ありますが、夏は特に増えると思います。
色々な工夫で、少しでも愛犬がおいしくごはんを食べて、元気に夏を乗り切れるように、その対策を考えていきたいと思います。
全年齢共通の基本対策
環境の改善
お部屋の中が暑いと、人もワンコも食欲が落ちてしまいます。
昼間はもちろん、夜間もエアコンを活用し、室温だけでなく湿度(60%以下)も管理しましょう。
温度が低くても、湿度が高いと暑さを感じやすくなります。
また、寝ているときに熱中症になることもありますので、節電はしたいですがエアコンは切らないようにしましょう。
暑い中寝ていると、朝の食欲も落ちてしまいます。
特に夏場のお留守番時は室温管理が命です。
エアコンの適温設定やおすすめの暑さ対策グッズについては、以下の記事も参考にしてください
適度な運動による空腹感の創出
早朝や夜間の涼しい時間帯に散歩時間をずらして、適度にお散歩をしましょう。
短い時間でも、外の空気を吸ったり、クン活をしたりすることでエネルギーを使うので、食欲の改善に効果的です。
また、室内遊びを取り入れて、安全にエネルギーを消費させることも大切です。
楽しい室内遊び、室内遊びの際のお家の整え方については、こちらの記事もオススメです。
子犬(パピー)特有の注意点と対策
子犬は季節にかかわらず、食が細かったり、遊び食べをしてなかなかごはんを食べてくれない子も
たくさんいると思います。
しかし、子犬は体に蓄えられるエネルギーが少なく、短時間の絶食でも命に関わることがあります。
子犬がごはんを食べない場合のリスク
子犬は数回食事を抜くだけで「低血糖」や「脱水症状」を起こしやすく、急速に状態が悪化する危険があります。
対策・ポイント
フードは子犬用のものを中心に、ぬるま湯や犬用ミルクでしっかりふやかす。
外の暑さが厳しい場合は無理に散歩に出ず、涼しい室内での遊びを通して適度に疲れさせ、食欲を促す。
受診の目安
半日以上何も食べない、または水も飲まない場合は様子見をせず、すぐに動物病院へ連れて行きましょう!
老犬(シニア犬)特有の注意点と対策
加齢により、嗅覚や味覚、消化機能、体温調節機能が低下しているため、夏場は特に深刻なダメージを受けやすいです。
老犬がごはんを食べない場合のリスク
食欲不振による体力の消耗が、寿命や持病の悪化に直結しやすい年代です。
「夏バテ」だと思っていたら、実は腎臓病や心疾患などの病気が隠れていたというケースも珍しくありません。
対策・ポイント
・カロリー摂取を最優先!
「甘やかすとワガママになる」という心配は一旦置き、嗜好性の高いウェットフードや、消化に良い液状の栄養食(リキッドタイプ)などを活用して、とにかく食べられるものを与える。
・食べやすい形状へ
噛む力が弱っている場合は、ペースト状にするなどして飲み込みやすくする。
・積極的な水分補給
自分から水を飲まなくなることが多いため、食事に水分を多く含ませたり、犬用の経口補水ゼリーを活用したりする。
受診の目安
食べない状態が続く場合や、持病がある場合は、食事内容の変更も含めて早めにかかりつけ医に相談することを推奨します。
シニア犬がご飯を食べない時の具体的な食事サポート術や、いざという時の切り札になる食材については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
動物病院へ行くべき危険なサイン(比較表)
| 年齢 | 様子見の限界(目安) | 特に注意すべき症状 |
| 子犬 | 半日 | 低血糖(ぐったりする、けいれん)、脱水 |
| 成犬 | 1〜2日 | 嘔吐・下痢を伴う、水も全く飲まない |
| 老犬 | 半日〜1日 | 急激な体重減少、持病の症状悪化 |
おすすめの水分補給ゼリー&夏バテ対策フード
食欲が落ちている時は、無理にいつものドライフードを食べさせるのではなく、嗜好性が高く食べやすいものを取り入れるのが効果的です。
ここでは、手軽に取り入れられるおすすめのゼリーやフードを紹介します。
手軽でおいしい!犬用・水分補給ゼリー、水分補給おやつ
お水を飲みたがらない犬には、「食べるお水」としてゼリーを活用するのがおすすめです。
【アース・ペットスウェットゼリーミルク味】
ペットの体液に近いイオン組成で作られており、水分と電解質を素早く吸収できます。
持ち運びに便利なスティックタイプで、お散歩中や外出先での熱中症対策にも最適です。
我が家のワンコもお散歩中お水をあまりのんでくれないので、ゼリーを冷やしたり凍らせたりして
お散歩に持って行っています。
おやつ感覚で水分が取れるので、とてもおすすめです!
【ペティオ乳酸菌のちから ゼリータイプミックス】
お腹の健康を元気に保つ乳酸菌KH-2株とオリゴ糖、骨・歯の健康に配慮したカルシウムが入ったゼリー。
青りんごヨーグルト味、バナナヨーグルト味、いちごヨーグルト味のミックスタイプ。
夏の暑い時期には冷やしてゼリーとして、また凍らせてシャーベットとしても与えられるから毎日の水分補給にピッタリ!普段のおやつや食後のデザートとしてどうぞ。1個たったの11kcal。
ゼリーは苦手でもちゅーるは好きな子にはちゅーるタイプ
【魚まろ わんちゃんの 水分補給ジュレスティック かつお&まぐろ 】
お魚好きなワンちゃんに!DHA・EPA豊富なかつおとまぐろのほぐし身入りジュレ。
そのまま与えられるスティックタイプ!おやつ、ごほうび、フードのトッピングとしてこまめにおいしく水分補給。グレインフリー(原材料として穀物不使用)でワンちゃんの健康サポート・食物アレルギーに配慮。着色料・酸化防止剤・香料無添加。
【ペティオ メルトジュレ】
ササミや砂肝などの旨味と、お腹の健康に嬉しい乳酸菌が配合されたジュレタイプのスナックです。
夏場は冷蔵庫で冷やしたり、凍らせてシャーベット状にしたりして与えることもできます。
消化に良くて食べやすい!おすすめのフードと食材
胃腸の働きが弱っている夏は、消化が良く、香りで食欲を刺激するフードが適しています。
お湯で戻せるフリーズドライ
いつものフードに、常温の水やぬるま湯で戻せるウェットタイプのトッピングを乗せるだけで、風味が格段にアップします。
柔らかく食べやすいため、噛む力や食欲が落ちたシニア犬にも適しています。
【ドットわん フリーズドライ野菜・かぼちゃ・さつまいも】
カットした国産のかぼちゃとサツマイモを、蒸かして甘みを引き出し、フリーズドライ加工でサクサク食感に仕上げました。かぼちゃとサツマイモは共に身体の調子を整えてくれる食物繊維とビタミン類が豊富な食材。他の野菜に比べクセも少なく、甘みがあるので、野菜を食べ慣れていないワンコにもおすすめです。
野菜の他にも納豆やチーズ、チキンクリームなどバリエーションが豊富で、食欲が落ちている時のアクセントとして、ローテーションで使いやすいのが魅力です。
【WHITE FOX 犬用 猫用 おやつ フード フリーズドライ】
国産の鶏むね肉、豚肉、エゾ鹿肉、真鱈などをそのままフリーズドライにした無添加のおやつです。
公式でも「お湯で戻すとボイルしたてのようになる」と推奨されており、香りが立って食欲をそそるため、夏のトッピングにぴったりです。
【ママクック フリーズドライシリーズ】
ササミやムネ肉、レバーなどの定番商品です。
手で簡単にほぐせるのが特徴で、いつものドライフードにパラパラとふりかけ、上から少しぬるま湯を注ぐだけで、あっという間にスープ風のトッピングが完成します。
我が家ではこちらのササミやムネ肉などを、崩してぬるま湯に入れてドライフードにかけたり、そのままスープとして朝晩飲ませて、水分補給しています。
疲労回復をサポートする「豚肉」
ヒレや赤身などの脂質が少ない部位は、高タンパクでビタミンB1が豊富に含まれており、夏のエネルギー補給にぴったりです。
消化しやすいよう細かく刻み、中までしっかり加熱してからトッピングしてください。
水分たっぷりの「夏野菜(きゅうり・トマト)」
きゅうりは全体の90%以上が水分で、体を冷やす作用があります。トマトは完熟したものを加熱し、細かくカットして与えると消化にも良く、手軽な水分補給に役立ちます。
ただし、冷たすぎるもの、与えすぎには注意しましょう!
夏バテだけでなく、普段からお腹が弱く消化不良を起こしやすいワンちゃんには、日々のフードとサプリの組み合わせを見直すことも大切です。
我が家の実践例はこちらをご覧ください。
愛犬のSOSを見逃さず、健やかな夏を!
犬の食欲不振は、暑さによる一時的な疲労からくるものだけでなく、病気や重大な不調が隠れている場合もあります。「たかが夏バテ」と軽視せず、愛犬の年齢や体力に合わせて、食事の工夫や生活環境の見直しを行いましょう。
もし、「水も全く飲まない」「嘔吐や下痢をしている」「ぐったりしている」といった危険なサインが見られた場合は、自己流の対策を止めて速やかに動物病院を受診してください。
美味しく安全に水分と栄養を補給しながら、愛犬と一緒に厳しい夏を元気に乗り切っていきましょう。






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